違う業界への転職では特に重要!

エンジニアはIT業界だけでなく、金融業界や医療業界など幅広い業界で働くことができます。そのため異なる業界への転職を考えているエンジニアもいますが、その転職を成功させるためには事前にその業界のことを把握することが大切です。しかし、個人での各企業の求人募集調査や転職サイトを利用した情報収集では得られる情報に限界があり、検討している業界での仕事内容ややりがいについての詳細を得るのは困難です。

この様な場合、採用面接の場で質問をすることになりますが、その場に現場の人間がいないこともあります。現場の人間がいなければ具体的な業務の内容を聞き出すことは難しいでしょう。仮に転職したとしても、想定していた認識と業務にギャップがあれば転職の失敗となります。

この様な認識違いを無くすため、転職エージェントを利用した転職活動が有効です。転職エージェントは求人募集を出している会社と契約を交わしており、求人募集する職種の内容や現場の状況などの情報を把握しています。そのため仕事内容や現場の空気感など具体的な情報を提供してくれるのです。また書類選考を通過するためのレジュメの書き方や面接時のアプローチ方法などの指導も行ってくれるため、効果的な転職活動が可能になります。

なお、転職エージェントには2つのタイプがあります。どの業界・職種でも満遍なく対応する総合型転職エージェントと、特定の業界・職種にのみ特化した特化型転職エージェントです。エンジニアの求人を集めた特化型転職エージェントもあり、総合型転職エージェントよりも業界に詳しいため、転職するときはそちらを選ぶと良いでしょう。